足場屋と鳶職は、どちらも高所で作業を行う仕事のため、混合されがちです。
そこで今回は、具体的な違いを知りたいという方に向けて「足場屋と鳶職の違い」や「足場屋の仕事内容」について、分かりやすく解説していきたいと思います。
ぜひ、足場屋や鳶職について今より深く理解したいという方は、当記事を参考にご覧ください。
鳶職の種類
・足場鳶
・橋梁(きょうりょう)鳶
・鉄骨鳶
・重量鳶
鳶職とは、建設現場で高所作業を専門にしている職人のことで、上記のようにさまざまな種類が存在します。
鳶職は現場の花形ともいわれる仕事で、種類によってその仕事内容は異なります。
足場屋とは?
足場屋とは、鳶職の足場鳶のことを指します。
足場鳶は足場屋とも呼ばれ、多くの現場で活躍します。
足場屋の仕事内容
それでは、足場屋の実際の仕事内容を見ていきましょう。
●現地調査
まずは、足場を設置する現場の現地調査を行います。
現地調査では、建築物の確認や建物同士の間隔のチェックを行い、現場に合った種類の足場を判断していきます。
●図面の作成
足場の組立ては、計画的に進められます。
現地調査で現場で組む足場の種類が決定したら、図面の作成を行っていきます。
●部材の拾い出し
続いて、図面をもとに足場を組むために必要な部材の拾い出しを行っていきます。
足場にはさまざまな種類が存在し、どのような種類の足場を設置するかによって使用する部材も異なります。
この作業では部材の数や種類を間違いのないように、慎重に作業を進めていきます。
●部材の運搬
部材の拾い出しが終わった後は、トラックで足場の部材を現場に運搬します。
移動の際は、荷崩れを起こさないように細心の注意を払うことが重要です。
そのため、最大積載量や部材の積み方、ロープでの締め込みに注意し運搬を行っていきます。
●足場の設置
部材を現場に搬入することができたら、図面をもとに足場の組立て作業を行っていきます。
足場の組立てはチームで進めていくため、ここではチームワークが重要となります。
仲間と協力し、安全に注意しながら慎重に作業を進めていきます。
●足場の解体
足場が役目を終えた後は、足場の解体を行っていきます。
解体作業も、組立ての作業と同様に、作業員の安全を第一に考え、丁寧に進めていくことが重要です。
●部材の撤去
解体の作業が終わったら、現場から部材を撤去します。
ここでは、搬入時と同じように荷崩れを起こさないように注意しながら、トラックに部材を積み込んでいきます。
●片付け
最後は、撤去し忘れている部材がないか最終チェックし、現場の片付けを行い作業は完了です。
足場工事で設置する足場の種類
・単管足場
・くさび緊結式足場
・枠組み足場
・吊り足場
・移動式足場
足場工事で設置する足場の種類は、上記のように豊富な種類があります。
足場屋は、現場の状況によって適したものを選び、設置する足場の種類を決定していきます。
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ぜひ、足場屋として人々の生活を陰ながら支える仕事がしたいという方は、ご応募をお待ちしております。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、足場屋と鳶職の違いについて紹介しました。
この記事が、あなたが仕事を選ぶ際の参考となりましたら幸いです。
株式会社仲村工業
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